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痛みと言えば、まず思い浮かぶのは、虫歯になった時のものでしょう。 甘いものを食べた時に、たまに痛む程度の軽度な虫歯も、放っておけばどんどん進行し、やがては耐えがたい程の激痛をともなうようになります。
虫歯は、歯の一番外側を覆う固い部分“エナメル質”の表面から始まります(図1)。表面のみの軽度なものでは、しみたり痛んだりする事はありません。これが進行してエナメル質の下にある“象牙質”にまで達してくると、虫歯が敏感に反応するようになります(図2)。 この頃から、甘い物を食べた時に痛んだり、冷たい物がしみたりしてきます。虫歯と気づくのはここまで来てからが多いようです。この時点ならば、一ヶ所につき1〜2回の治療で、それほど痛みも感じることなく、治すことが出来ます
しかし、少しぐらいの痛みなら・・・と、放っておくと、虫歯はどんどん進行して行き、歯の神経“歯髄”にまで達してしまいます(図3)。そうなると、何もしなくても痛むようになり、神経の治療をしなければならなくなるので、治療も一回や二回で済むものでは無くなってしまいます。そして、神経を取ってしまった歯は非常にもろくなります。さらに進行していけば、やがてはその歯を残すことさえも困難になってしまいます(図4)。
誰でも痛いというのは嫌なものです。定期的な検診によって、虫歯をごく初期のうちに発見できれば、ほとんど痛みを感じずに治療を終える事が出来ます。大人であれば6ヶ月、子供であれば3ヶ月に一度くらいは、ちょっと時間を作って検診をうけてみてはいかがでしょうか。 |