|
多少感覚が違いますが、冷たい物や熱い物を食べた時などに“しみる”というのも痛みのひとつです。 そしてかなり多くの方が、少なからず“しみる”という症状を抱えています。
“しみる”という症状には、虫歯以外にもいくつか原因があります。 知覚過敏症(図5)、くさび状欠損(図6)などがそうです。
知覚過敏症とは、年齢や体調による変化、又は歯槽膿漏などにより、歯ぐきが痩せて歯の敏感な部分が露出する事によって起こるものです。 くさび状欠損とは、噛み合わせのずれや合わない詰め物、ブラキシズム(歯ぎしり)などの原因によって、歯の生え際がくさびを打ち込んだようにえぐれてしまい、敏感な部分が露出してしまった状態です。
治療としては、知覚過敏症の場合はお薬で、くさび状欠損の場合はプラスティックの詰め物で、えぐれた部分を覆うようになります。 また、原因がブラキシズムである場合は、就寝中のブラキシズムによるダメージを軽減してしみる原因を断つために、マウスピースを作成する方法もあります。
また、虫歯の治療を行った後に、それまでしみなかった歯がしみてくるという場合があります。 これは、虫歯を取る事によって、中の神経までの厚みが減った事と、詰めた金属が熱を伝えやすいため神経を刺激してしまうことが原因です。 しかしこの場合は、個人差はありますが、長くても数ヶ月で徐々に薄らいできます。
歯磨きは普通に考える以上に難しいものです。 磨き残しによって汚れがたまれば、歯ぐきが炎症をおこし、やがては歯周病になってしまいます。 だからと言って強く磨き過ぎれば、歯や歯ぐきにダメージを与えてしまいます。 正しい歯磨きを身に着けるとよいでしょう。 |