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インプラント治療、こんなことに気をつけよう

りんご歯科クリニックでは、スタッフの知識と能力の向上を目的として、『横須賀市歯科医師会学術講演会』に参加しています。このページでは、講演内容をレポート致します。

第5回の講演は、平成21年11月26日(木)に開催されました。今回の講演は演題『インプラント治療、こんなことに気をつけよう』ということで、インプラント治療について、基本的な説明だけに留まらず、治療において注意すべき点などを詳しくご説明頂きました。

当医院にもインプラント治療をご希望の患者様が多数受診されますので、よりレベルの高い診療をしていくために、とても有意義な2時間となりました。

ブリッジ・義歯とインプラントの違い

今回の講演会は、既にインプラント治療を行っている歯科医師だけでなく、これからインプラント治療を始める歯科医師や、歯科衛生士などのスタッフも参加しているため、まずはインプラントについての説明から始まりました。

欠損した歯を補う治療には、ブリッジ・義歯(入れ歯)・インプラントの三種類があります。(これらの特徴については当医院ホームページ内の、『インプラントとは』や『欠損補綴』のページに詳しく掲載しておりますので、そちらをご覧下さい) これらの治療を行って、どの程度の寿命があるかを調べたデータでは、ブリッジが8年で50%程度、義歯は4年で50%程度の寿命しかなかったのに対して、インプラントは10年で90%という非常に高い数字が出たそうです。

昔はインプラントの寿命は10年くらいと言われていましたが、現在では、噛み合わせの力や衛生状態のコントロールさえきちんと行っていけば20年は持つそうです。実際にりんご歯科でも10年以上前に植立したインプラントを、そのまま使用できている患者様はたくさんいらっしゃいます。九州のインプラント学会が発表した累積生存率では、10〜14年後でも90%という高い数字だったそうです。

また、残った歯の保護や咬合咀嚼力の回復、審美性や異物感の少なさなど、あらゆる点でインプラントが最も優れているという結果が出たそうです。しかし、手術が必要な点と費用が高い点は、やはりインプラントの短所と言えるでしょう。

インプラントの合併症

こういった様々なデータを見て行くと、インプラントが素晴らしい治療であることは解るのですが、長所だけではなく、短所も知っておかなければなりません。インプラントは手術を伴うこともあり、低い確率ではありますが、様々な合併症の報告もあります。

インプラント治療で特に注意しなければならない合併症は、下顎であれば神経損傷による下歯槽管麻痺や、血管損傷による気道閉塞、上顎では上顎洞穿孔(インプラントが上顎洞を突き抜けてしまうこと)などです。一昨年には、インプラントが下顎骨を突き抜けて亡くなってしまったという例もあったそうです。とはいえ、これらの合併症は、手術前の正確な診断と技術によって回避できるものですので、実績のある歯科医院を選択するのが好ましいのではないでしょうか。(当院ではインプラント手術前にCT撮影による診断を行っています)

また、インプラント周囲の清掃状態によっては、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)も注意しなければなりません。最悪の場合はインプラント体が動揺したり、抜けてしまう可能性もありますので、丁寧な清掃と定期的な検診が必要です。

合併症のリスクは、年齢や全身疾患の有無、精神疾患、喫煙、ブラキシズムなどによって高まるそうで、喫煙者と非喫煙者のインプラントの生存率を調査したところ、非喫煙者の5年生存率が97%だったのに対して、喫煙者の5年生存率は90%程度しかなかったそうです。また上顎の場合は、歯が抜けたままの状態が長く続くと、上顎洞が大きくなって骨が薄くなるため、合併症のリスクが高くなるそうです。

上顎洞底挙上術

このうち上顎洞穿孔は、インプラント埋入のための上顎の骨の厚みが不足しているとリスクが高くなるのですが、ソケットリフトサイナスリフトなどと呼ばれる上顎洞底挙上術によって、上顎洞を上に押し上げて骨量を増やし、リスクを回避することができます。講師の長島先生は、主にソケットリフトを行っているそうです。

ソケットリフトは、インプラント埋入部分の骨を少し残しておき、その残った骨を骨折させて、骨ごと上顎洞底を押し上げる方法です。

上顎洞を覆っている膜は、卵の殻の中の薄皮くらいでしかなく、インプラントを埋入する場合は十分な診断が必要です。

※当院ではソケットリフト・サイナスリフト共に対応しております。当院でインプラント治療を行う方には追加費用はかかりません。

HAインプラント

インプラント手術には、埋入する部位(上か下か、前歯か臼歯かなど)や、骨の状態など、様々な要素が関わってくるので、状況に合ったインプラントの種類や長さを選択することが大切だそうです。もちろん当医院でも、事前に骨の状態を把握して、適切なインプラント体を選択できるよう心がけています。

インプラント体の選択を間違えてしまうことでも、審美性の問題なども含めて、様々なリスクが高まるので、この選択はとても重要です。

また、長島先生は、インプラントを埋入する部位の骨がやわらかい場合は、HAインプラントという種類のインプラントが好ましいとおっしゃっていました。HAインプラントは、チタン製のものよりも骨量や骨質の影響を受けにくいのだそうです。ただし、逆に硬い骨には合わないため、状況に応じて使い分けるのが好ましいそうです。

最後に

今回はインプラントに関する講演ということで、当医院でも力を入れている内容ですので、今までに得てきた知識を再確認するとともに、新たな知識もたくさん得ることができました。

今後も毎月一度のペースで、コンスタントに学術講演会が開催される予定との事ですので、出来る限り多くのスタッフが参加し、診療に役立てていければと思います。

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あかりんご

学術講演会レポート

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